家庭でできる性教育「0歳からの性教育」
2022.05.30
親の悩みの一つに、「性教育」があります。
私が性教育に力を入れるのは……
いろんな理由がありますが、やっぱり命の大切さを小さい時からわかってほしいから。
それは正直、性教育ではなく、お母さんとの関わりが大きく関係してくると思います。
親子の信頼関係って、勝手にできあがるものではなく、築くものなのです。信頼関係ができていれば、性教育に悩む必要はないかもしれません。
性に関するご相談内容 BEST3
第1位 「何歳から始めたらいいですか?」
第2位 「赤ちゃんはどこからくるの?」「ぼくも妹がほしい」親がドキッとする質問の返答がわからない
第3位 「思春期の子どもが心配」
親は、何歳くらいから、なにをどうやって教えて良いのかわからないからです。
親がキチンと教わった記憶がないから不安なのかもしれませんね。
「まだまだ先の話」「学校でしてくれるだろう」「うちの子は……」と呑気に構えていると、教えることが難しくなる可能性が高くなります。
知っておこう! 性教育って?
1.命の大切さ
2.防犯
3.SEX
これ、全部性教育です!
「性は生」と考えるとわかりやすいかもしれません。
これらを、区切って考えるからややこしくなるので、ぜ~んぶ繋がっているのです!(^^)!
性教育は何歳から?
「子育ては積み木です」とお伝えすると、多くの親はうなづいてくださいます。
そう……性教育も積み木なのです。思春期になって、いきなり性教育の話しをしても、「ウザイ」と聞いてもらえなくて当然だと思ってください! これまで、性の話をしてこなかった親子が、急にできるようにはなりません。
一般的に、3歳くらいになると、性の話に興味を持つ子どもが多くなります。
4歳から5歳くらいで、「赤ちゃんはどこからくるの?」など、親がドキッとする質問をしてくる確率は非常に高いです。この時、親の方が、「どうしよう」と慌てて、「コウノトリさんが運んでくるの」など、ごまかして終わることはあるあるです。ごまかすことは、積み木を崩していることになると理解してくださいね。
あらかじめ、こんなことを聞かれたらこうやって教えておこう! と心の準備があれば余裕をもって答えてあげることができますよね。
また、答えを用意していなくても、どうして気になるのか?と、子どもの質問がどこからくるのか聞いてあげることはできると思います。そして、「ママ、上手に伝えられないからお勉強しておくね」と約束して終わるようにしてはどうでしょうか?
このように、言葉もわかってきて、性に興味を持つことが多い3歳くらいから始めましょう! という意見が多いです!(^^)! が……!
私の考えは違います! 性教育は「0歳の時から始まっている」と考えています。
0歳の性教育って????
おむつを替えている時から、「おちんちんは大事だから、サッと交えようね」
授乳するときに「生きているだけで💮だね!」など語りかけることです。
え? それが性教育? と思うかもしれませんが、性教育なのです。この語りかけは、子どもが言葉を理解する前から性教育を日常の中に習慣づけられると思っています。
「性教育は、家庭だからこそできる!」
私が、性教育は、家庭だからこそできる! という理由はここにあります。赤ちゃんの時から日常に習慣づける! だから、家庭だからこそできると私は思っています。
そして、ひとりひとりの子どもの個性、興味など、生活に沿って教えるチャンスがあるからです。
学校の授業では学べないことを、家庭で自然に身に着けてほしいと思っています。
命を大切にする、いじめや自殺がなくなることに繋がると思っています。
もちろん、何を話すかは、年齢によって異なってきますが、赤ちゃんの時からパパとママと一緒に学んでほしいと思っています!(^^)!
すでに思春期でお悩みの方は、個別相談をご利用ください。ひとりひとりの子どもさんにあった性教育のアプローチを考えていけるよう力になれるかと思います!
性教育個別講座 https://livesquare.jp/archives/pregnancyparenting/seieducation